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  1. 仙台市議会 2014-05-22
    地域経済活性化調査特別委員会 本文 2014-05-22


    取得元: 仙台市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    1:                  ※会議の概要 ◯委員長  ただいまから、地域経済活性化調査特別委員会を開会いたします。  本日は、佐々木両道委員田村稔委員より、欠席の届け出がありましたので、御報告をいたします。  次に、説明員の出席についてですが、本日は、経済局及び都市整備局から、関係職員の方々に出席いただいております。どうぞ、よろしくお願いいたします。  次に、本日の委員会の進め方についてであります。  本日の日程は、お手元に配付の日程のとおりでございます。  本日は、これまでの本委員会でも話題になっておりました、仙台市におけるサイン整備について及び外国人観光客に対するモニター調査につきまして、当局からその取り組みの報告をいただきたいと思います。  その他、他都市視察等について、御協議をいただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  なお、当局からの報告につきましては、相互に関連する部分もございますことから、一括して御報告いただき、その後、皆様からの質問等を行いたいと考えておりますので、あわせてよろしくお願いいたします。  それでは、当局より御報告願います。  まず、経済局より御報告願います。 2: ◯国際経済観光部参事観光交流課長  それでは、私からは資料1を使って御説明をいたします。  お手元の資料もございますが、画面のほうでも表示しておりますので、ごらんいただければと思います。  外国人観光客受入環境整備方向性についてでございます。  調査の目的、概要でございますけれども、平成25年度の事業といたしまして、三つの調査、1)にありますとおり外国人モニター調査、2)在仙外国人留学生アンケート、3)仙台市内事業者への郵送調査を実施しております。これは、外国人観光客等が快適に仙台を楽しめる、受け入れ環境整備するに当たりまして、具体的な方向性を導き出すことを目的にして実施したものでございます。  外国人モニター調査につきましては、仙台駅の観光案内所で実際、情報収集を御自分たちでしてもらいまして、るーぷる仙台や市バスを使って、瑞鳳殿博物館仙台城跡などの観光施設飲食店商業施設などを調査していただきました。  これら三つの調査の結果を踏まえまして、まち歩きの際の、各種サイン表記パンフレットなどの案内ツール施設における受け入れ環境の課題と改善ポイントをまとめたところでございます。本日は、この改善ポイントの提言を中心に御説明したいと考えております。  まず、サイン関係を御説明する前に、お手元のほうに1枚、A4の横の資料を入れさせていただいておりました。一口にサインと申しましても、目的に応じて種類がございまして、一つは場所ですとか施設の方向を示す誘導サイン、それから地図ですとか路線図などが入った案内サイン施設の名称ですとか現在位置の名称を表記する位置サイン観光資源などを説明、解説する説明サイン、それから規制ですとかマナー、ルールを呼びかける注意サインというものがございます。  こちらのパワーポイントのほうでございますけれども、案内サインにつきましては、地図情報でございますけれども、現在位置と目印となる周辺の建物がすぐにわかることが重要でございますので、これらにつきましては、4カ国語表記とする必要があると考えます。  続きまして、説明サインのほうですね、観光地等にありますサインでございますが、こちらについては、中身を説明しないとその場所の価値が伝わらないということがありますので、やはり4カ国語表記が必要と考えております。ただ、写真左側にもございますように、サインのスペースが限られていたり、また設置自体が困難である場合は多言語対応パンフレットを用意して補完する必要があると思います。
     また、外国人モニターの方からは、文化施設などでは音声ガイドの導入も効果的、非常に便利であるという御意見もございました。  続きまして、誘導サイン案内サインなどでございますが、こういったサインは、多言語表記を多くし過ぎますと、逆に文字表記が細かくなりまして、情報が十分伝わらないという懸念がございます。外国人の方のモニター調査意見にもありましたが、英語とピクトグラムの表記があれば、十分意図するところが伝わるという御意見がございました。  また、外国語に訳すときに意訳をするといいますか、例えば、るーぷる仙台の事例であったのですが、るーぷる仙台という固有名詞を、中国語の音に当てはめて当て字がなされた結果、ブドウ園行きのバスではないかという誤解を受けたといったようなこともございました。  また、各種ある外国語表記の中では、韓国語の表記などにもパンフレット等で誤りが多いといったような指摘もございまして、多言語表記をする際には、そういった正確性といったものを期す必要があるというところでございます。逆に、施設名ですとか地名などの固有名詞、こちらは日本語読みローマ字表記、これがあれば十分であるという御意見がございました。  移動する際の課題として、鉄道やバスの利用というものが挙げられました。左側のほうが留学生アンケートの結果でございますけれども、母国語情報がなく困った経験として、鉄道、バスの乗り方、路線等情報というのが挙げられております。駅ですとか案内所などに常駐で外国語対応可能なスタッフがいるというのが理想でございますけれども、そうでなくても、多言語ツールを使いましてコミュニケーションを図れるようにしておくことが重要だと思います。  右側にありますのは、成田空港で使用されているコミュニケーションシートの例でございます。  続きまして、食事や買い物をする際の課題でございます。  飲食店につきましては、今回の郵送調査でお答えいただいた事業者さんの中では、4割ほどが写真がついているメニューを用意しているということでございました。やはり写真つきメニューですとか、食品サンプルがないと注文することが難しいという御意見が多数でございました。ですので、こちらも外国語対応ができるスタッフがいなくてもそういったメニューを用意しておくこと、あるいは、指さし会話ツールを準備して補完するということが必要かと考えます。  続きまして、こちらがショッピングのほうでございます。商業施設でも、やはり外国語対応というのはまだまだ少ない状況でございます。外国語対応ができるスタッフがいるというところは4分の1でございまして、商品名外国語表記をしているというところも5%というような状況でございます。こちらにつきましても、お買い物をしていただくためには、どんな商品かということを伝える必要がありますので、商品の説明、表示、あるいはそれが一つ一つできないにしても、パンフレット多言語で用意しておくということが必要かと思います。  続きまして、実際に商業施設飲食店等外国語対応等をしていたとしても、その情報があらかじめわからないと、なかなか伝わりづらいという状況がございます。ですので、どういった対応ができるのかということを、店舗に入る前にお知らせするということが重要かと思います。こちらの提言にありますような、その施設でできることを店頭に表示するような手法が効果的かと存じます。  最後に、外国人への情報提供における課題でございます。  留学生アンケート、左側にありますように、実際、まち歩き、観光をする際に利用しているのは携帯電話スマートフォン地図を見ているという回答でございました。外国人モニター調査におきましても、やはりそういった携帯電話スマートフォンを使うという意見があり、無料でWi-Fiを使えるエリアがあるというのはいいけれども、つながりにくいという状況もあると。そうであれば、有料でもきちんとつながるポケットWi-Fiを利用したいという御意見もございました。こういったWi-Fi利用環境整備、有料でもポケットWi-Fiをレンタルできる、そういった情報の発信が効果的かと存じます。  また、パンフレット類、基本的な情報ツールでございますけれども、こちらについても多言語のもの、多種類ございますが、基本的に自分が必要とする情報がどこに掲載されているのかがわかりにくいという御意見がございました。特に、パンフレットの中で欲しい情報としては、公共交通機関乗車方法、料金、交通機関の経路、あとはどのようなサポートサービスが受けられるのかといったような内容が、パンフレットに載っていると非常によいという御意見でございました。  また、これらの情報パンフレットを何種類も見ないとわからないということではなくて、一つに情報が集約されているというのが便利だという御意見がございました。こうした情報を一元的にわかりやすく提供していくことが、今後、ますます重要になってくるものと考えております。  次のページは、今までの提言内容を一括してまとめたページでございますので、こちらは割愛させていただきまして、最後に、今後の方向性でございます。  大きくは、一つ、コミュニケーションツールの作成と活用というのが求められているということ。飲食店での写真つきメニューや多言語表示メニューの普及を図る必要があると考えます。また、交通機関等で、指さし会話ツールなどを用意してコミュニケーションが図れるように準備しておくこと、おもてなし店頭表示ツールなど、あらかじめできることを表示して、おもてなしの表現を伝えるということも重要かと考えます。  また、そういった情報をあらかじめ一元的に情報発信するということも重要ですので、そういったウェブ、パンフレットを活用して情報の一元化を図っていくことが必要かと思います。  これらのことにつきましては、仙台市だけでできるものではございませんので、関係機関民間事業者の皆様と一緒になって進めていく必要がございまして、この調査におきます提言、それからこの後、御説明いただく歩行者系案内誘導サイン基本方針、これらに基づいて、官民一体となって進めていきたいと考えているところでございます。  私からの説明は以上でございます。 3: ◯委員長  ありがとうございました。  続きまして、都市整備局より御報告願います。 4: ◯計画部参事都市景観課長  では、私のほうからは資料2によりまして、歩行者系案内誘導サインなどの基本方針の素案の概要につきまして、御説明いたします。  スクリーンにも資料のほうを表示してありますので、そちらもごらんいただければというふうに思います。  歩行者系案内誘導サインにつきましては、平成27年3月、国連防災世界会議の開催や地下鉄東西線の開業を控えまして、多くの来訪者を迎えることが想定されてございます。皆様方には、心地よく活動していただくために、平成12年に策定いたしましたガイドラインを改訂いたしまして、今回コンセプトと、共通基準から成ります、基本方針を策定するものでございます。あわせて、サインデザイン例を取りまとめましたサイン見本帳も作成し、サイン整備する際の参考とするものでございます。  今回、見直しの検討の視点でございますが、3点ございまして、最初に、情報連続性でございます。行動の起点から目的地まで、案内誘導情報の統一的な連続性を確保し、既存のサインに加えまして、通り地図とか矢羽根型のサインなどを設置するものでございます。  二つ目情報伝達性でございまして、見つけやすくわかりやすいサインとするため、地図の色彩とか外国語表記などについて、より認識しやすいような改善を図るものでございます。  三つ目は、良好な景観形成といたしまして、サインの整理、集約化を行いまして、統一感のあるサインの設置を進めていきたいというふうに考えているところでございます。  基本方針の構成でございますけれども、初めに、策定の目的や対象とするサインにつきまして述べさせていただいて、続きまして、歩行者系案内誘導サインシステム表示基準設置基準、景観への配慮、ユニバーサル対応などという項目の構成を考えてございます。  まず、目的でございますが、主に仙台を訪れる方々にとってわかりやすく、目的地へ円滑に誘導するサイン整備を目指すものでございまして、サインコンセプトの統一や配置、表示内容ルール化情報の整理、それに加えまして、集約化を図るものというふうに考えているものでございます。  今回の方針の対象でございますけれども、仙台市全域におきまして道路、広場などの公共用地、及び、公的な場所に設置される歩行者系案内誘導サインなどを対象とするものでございます。ただし、道路標識など、法令に定めるようなものに関しましては、対象外というふうに考えてございます。  次に、歩行者系案内誘導サインシステムについてでございますが、まず行動の起点を交通拠点ということで設定させていただきまして、その中でも交通大拠点をJRの仙台駅、交通の中拠点をその他の鉄道駅や地下鉄駅、それから交通の小拠点を主要なバス停などとして設定させていただき、起点から目的地までの経路上には、歩行拠点、大中小と、重要度に合わせまして、情報拠点を階層化しまして、行動の拠点から目的地までの動線に沿った効果的な情報提供の仕組みを設置するものでございます。  以上の情報拠点の設定の考え方を仙台中心部に当てはめてみますと、このような情報拠点配置計画となるものでございます。  仙台駅の西側におきましては、東西につきましては、仙台駅から国際センターまで、南北につきましては、五橋からおおむね定禅寺通までの範囲を、また仙台駅の東側につきましては、東西は仙台駅から宮城野原総合運動公園まで、南北につきましては、狐小路尼寺線から元寺小路福室線までの範囲の配置計画となってございます。  次に、配置のモデルでございますけれども、起点のJR仙台駅から、目的地国際センターということで想定いたしまして、青葉通を徒歩で移動するケースにつきまして、今回モデルで表示を設定してございます。  交通大拠点でございますJR仙台駅におきましては、広域地図地域地図周辺地図、それに加えまして交通ネットワーク、それから人的対応案内所を設定する必要性があると。  次に、歩行拠点大でございますが、青葉通と交差します東二番丁通交差点におきまして、地域地図周辺地図、それから目的地の方向、距離などを、また、歩行拠点小でございます国分町通の交差点におきましては、通り地図目的地の方向、距離を示すものを情報として提供する予定でございます。  次に、表示の基準でございますが、地図の種類といたしましては、仙台全域を示す広域地図、それに市街地中心部を示す地域地図徒歩圏を示します周辺の地図、それに加えまして道路沿い施設を確認する通り地図を予定してございます。  地図による案内のほか、誘導施設までの距離と方向を示す矢羽根サイン、こういうものも現在、想定をしてございます。  地図の色彩についてでございますが、現状、中心部に設置されております案内誘導サインにつきましては、地図の地色、地図の表現の色ですが、こちらのほうが緑色になっています。こちらを今回、色彩を明る目のベージュ色に変更する予定でございます。これは、地図を見つけやすく、かつ地図そのものも見やすさの向上を図るということで設定しているものでございます。  それに、誘導する施設につきましては、施設アイコンというのを設定する予定でございます。また、移動する際に目印として、手がかりランドマークというのを地図上に設定する予定でございます。これによりまして、位置の把握のしやすさの向上を図っていきたいというふうに考えてございます。  多言語表記についてでございますが、外国人の方の案内、誘導のために外国語を併記していく予定でございます。基本的には、日本語と英語の併記、あわせましてピクトグラムを基本として考えてございます。ただし、外国人の方が利用される可能性の高い行政施設とか鉄道の駅、文化施設などにつきましては、英語に加えまして中国語の簡体字、それから韓国語を併記いたします。また、仙台市におきましては、台湾からの観光客も多いというお話もございまして、主要な観光施設につきましては、中国語繁体字も併記していきたいというふうに考えてございます。  なお、サインを補うものといたしましては、地図施設紹介などのパンフレットなど、ほかの媒体との連携も必要であるというふうに考えてございます。  次に、設置基準でございますけれども、設置基準については、サインがあることがまずすぐわかるような場所に設置する。それと道路上につきましては、通行の支障にならないような場所に設置いたします。歩行者の動線、特に結節点に配置することや横断歩道などにつきましては、歩道から若干離れた位置に設置するなどということで考えてございます。また、車椅子利用者の方の視線にも配慮した高さに設定していきたいというふうに考えております。  景観との調和についてでございますが、図の左側にあります写真につきましては、仙台駅西側のペデストリアンデッキに設置しております、大きさや色彩がさまざまな多くの案内誘導サインでございますが、現在、どちらかというと統一感がない状況で設置がされてございます。これらにつきましては、整理、集約をして、図の右側にあるような形の統一したもので整理していきたいというふうに考えているところでございます。  ユニバーサル対応につきましては、視覚障害者の方や、車椅子利用者の方を考慮した対応や、バリアフリーの機能の情報表記なども行っていきたいというふうに考えております。  以上が、基本方針の内容でございますが、今後の基本方針検討スケジュールでございますが、今月27日に景観総合審議会を開催いたしまして、基本方針の素案について御意見をお聞きする予定でございます。その後、素案のほうを作成いたしまして、6月2日に素案を公表いたしまして、1カ月間、市民意見を募集いたします。また、市民意見を募集した後に、その内容を反映いたしました基本方針の案を作成いたしまして、8月8日に景観総合審議会を開催いたしまして、基本方針について御審議いただき、御了承いただければ、8月中旬ころに基本方針を策定していきたいというふうに考えているところでございます。  基本方針の策定後の展開についてでございますが、来年3月開催の国連防災世界会議、また来年、東西線の開業、それに加えまして仙台駅の大改造と、三つのそれぞれの時期を踏まえました、3段階の整備計画の検討が必要となってきます。また、ハードであるサインを補完するパンフレットICT情報通信技術などの利活用の検討も必要になってくるものと考えてございます。  また、この基本方針を踏まえまして、サイン整備するに当たりまして、仙台市が整備する際にはこの基本方針を遵守していき、また他の機関、または民間事業者などにつきましては、この基本方針をもとに連携、協力を推進していくものといたします。それに際しましては、私ども都市景観課のほうで統括調整をしていくことが必要であると考えている状況でございます。  御説明のほうは以上でございます。 5: ◯委員長  それでは、ただいま経済局及び都市整備局より御報告をいただきましたけれども、皆様からの御質問等はございませんでしょうか。 6: ◯大槻正俊委員 御説明ありがとうございました。経済局に教えて欲しいんですけれども、仙台市内音声ガイドというのは、どのぐらいのところに配置になったんですか。 7: ◯国際経済観光部参事観光交流課長  常時設置しているところは、瑞鳳殿仙台博物館だと思います。そのほかについては、たしか導入されてはいなかったかと思います。大きな特別展等があるときには、そのほかの施設でも使っているかもしれないのですが、私が把握しているところではそのぐらいです。 8: ◯大槻正俊委員  課長だったら、かなりお詳しいと思ったんですが、私の把握でもそのぐらいなのね。ということは、これをかなり広げていかないと、理解は進まないと思うんですね。例えばですけれども、博物館だけでなく、いろいろな資料館の関係などは、やはり、きちんと説明があってこそ理解が深まるので、それをもっと進めるべきだなと思っています。  もう一つは、意外と大事なことで、外国人の方にきちんと意味が通じること。というのは、私も指摘受けたことがあるんですが、翻訳が違うという指摘が、かなり多い。それは英語の場合でしたが、これまでもそういうふうなことは問題提起してきました。さっきのるーぷる仙台の話でも、勘違いでなくて勘違いさせるほうが悪いと思うので、そこをもっときちんとやらないといけないと、特に今回の説明をお聞きしていて思いました。 9: ◯小野寺健委員  都市整備局にお尋ねをしたいんですけれども、策定後の展開ということでございますけれども、大体の今後のスケジュールは理解するものですけれども、想定箇所数というか、何カ所ぐらいの想定を現段階でされているのか。  また、3段階といいますけれども、どの辺ぐらいまでを、例えば、国連防災世界会議のところを目指して整備を重ねていくとか、もう少し具体に詳しく今わかっているものがあるんであれば、教えていただきたいと思います。 10: ◯計画部参事都市景観課長  箇所数についてですが、今回、資料にも中心部配置計画についてはお示ししてございますが、中心部につきましては、一応、拠点としての箇所数は約110カ所程度を想定してございます。実際、今回の基本方針といたしましては仙台市全域が対象でございますので、中心部以外も、東西線駅周辺だったり、それから南北線につきましても泉中央とか長町、そちらのほうも検討していきたいというふうに考えてございますが、そちらの数値のほうは具体というか、まだそこまでいっていない状況でございます。  今後の策定後の展開の中での整備についてでございますけれども、まず、来年3月開催されます国連防災会議に向けましては、整備する範囲といたしましては、今のところ仙台駅周辺と、それからメーン会場であります国際センター駅周辺、それから当然、駅から国際センターまでの経路ということで青葉通、その他の会場が比較的あります定禅寺通市内移動のメーンストリートとして、アーケード街東二番丁、主にその範囲ぐらいを、国連防災会議までに向けての整備を、今、予定しているところでございます。  地下鉄東西線の開業に向けては、それに加えまして、いわゆる東西線駅周辺、駅の位置まではまだはっきり決まってはおりませんけれども、東西線の駅の周辺を考えているものでございます。  また、最後の仙台駅の大改造につきましては、現在、工事をしております自由通路整備、それに加えまして、地下鉄東西線の駅の整備バスプールの再整備ということもございますので、完了時期まではまだ決まってございませんが、それに合わせて、サイン最終整備がされるというふうに考えてございます。  それに加えまして、現在は、既存のサインが設置されてございます。こちらのほうも、それぞれの時期ごとに合わせて更新とか、改修もあわせしていく予定でございます。それ以外の部分も若干ございまして、それらにつきましては、それぞれの施設、あるいは地区の改修に合わせて、実際に整備されていくと考えてございます。 11: ◯小野寺健委員  想定が110カ所ということをまずお伺いして、町なかが110カ所という理解でいいと思うんですけれども、この110カ所のうち、8割程度は防災会議に向けた準備と一緒にやっていくという認識でいいんでしょうか。それとも、110カ所のうち、半分ぐらいになっていくというような形になるのか。110カ所というのは、町なかがほとんどだと思うんですけれども、大体どれぐらいの形になるんでしょう。 12: ◯計画部参事都市景観課長  防災会議までの数字は、まだ拾い出してはいないんですが、この中で、防災会議までに設置といいますか、整備を予定しておりますのが、仙台駅周辺国際センター駅周辺、それと青葉通、定禅寺通、それからアーケード街東二番丁通を想定しておりますので、半分までいくかどうかぐらいです。 13: ◯跡部薫委員  関連して伺いたいと思いますが、サイン関係の色、今の整備のお話に、例えば、今回は色の件も触れられていますが、トータルとしてのコンセプトがあるのか、見やすさということでの御説明ありましたけれども、それをお伺いしたいと思います。 14: ◯計画部参事都市景観課長  歩行者系誘導サインの色彩、色としてのコンセプトですが、既存で設置されています現在のサインにつきましては、サインの本体そのものは濃い緑系の色で、あわせて地図も地色といいますか、下地の色が同じような濃い緑色ということで、全体的には緑色の状態になっております。これにつきましては、実は町並みにマッチして非常に高い評価、いろいろな団体さんからも高い評価を受けているような施設でございます。  ただし、先ほどお話しいたしました課題の一つとして、景観にマッチし過ぎているといいますか、逆に見つけにくいというお話も大分伺っておりまして、今回、整備に当たりましては、サインそのものの枠の色といいますか、基本の色は今のサインと変えない形で、町並みにマッチするような形で持っていきたいと思います。ただし、地図の部分につきましては、より見つけやすい、より見やすいということで、明るいベージュ色系のもので整備していきたい、そういうコンセプトで考えているものでございます。 15: ◯跡部薫委員  了解しました。色については、例えば、いろいろな評価があると思いますし、好き嫌いも入りますから、なかなかよしあしは言えないのですが、しかし私どもがサインについても、この前の他都市を見てきたときにも、例えば、福岡とかはちょっと濃い黄色、ヤマブキ色みたいな色で統一の看板、サインをしていると。要するに、初めて来られた方、あるいは観光者からすると、その色を目指すとサインがある、看板があるというのが見えるというよさもあると思うんですね。  そう言いながらも、私はこの緑系のものが悪いということでなくて、本市においては非常にマッチして深みがあっていい色だなというふうに見ております。住民としてそういうふうに見るのと、初めて来た方が探すのと、そこのところは、今、おっしゃったような点が難しいかと思いますが、場合によっては何かワンポイントで、国連防災世界会議に合わせては、全部の看板じゃなくてワンポイントで何か表示するとか、色をちょっとつけるとか、そういうことの工夫とかいろいろと本当はあるのかなというふうに思うんです。また同時に、地色を変えた見やすさということも、非常に地図を見る分にはいいと思いますが、サインそのものがどこにあるかということも含めた、私ども住民だけではない、初めて来た人の目線で見た看板の整備、あるいは考え方というのも今後は少しでもお考えいただければなというふうに思いまして、意見としてお話をさせていただきました。  それからもう一つ、これは経済局のほうになると思うんですが、外国人観光客受け入れ環境整備について、例えば、さまざまな問題点や考え方というのを示していただきました。特に、私どもも外国に行きますと、食事などの際は、メニューを短時間見て好きなものを、食べられるものを選ぶというのは大変難しいわけでありまして、緊張もするわけであります。そして頼んだものが出てくるかというのも非常にどきどき感もあって、楽しい思い出といえば楽しい思い出でありますが、そういう意味では、商店、レストラン、それから民間事業者の協力のもとに進めていくということが非常に大切になってくると思うんですね。そのあたりをもう少し何か、期間前にどのような説明をするのか、あるいはキャンペーンをするのか、あるいは協力をいただくときに、どのような取り組みをするのか、補足していただければと思います。 16: ◯国際プロモーション課長  メニューについては、例えば、これは国連防災世界会議の限定ということでは必ずしもないんですけれども、メニュー外国語化を促進する事業というのをやっております。昨年度、あと今年度も続けておりまして、これは今回の資料のに、若干写真を載せさせていただいておりますが、飲食店に希望を募りまして、昨年ですと30店舗ほど外国語メニュー化をして、さらにそれをウェブに載せるというようなこともやっておりました。さらに、ウェブに載せていることを外国に対して告知をしていくというふうなことで、これは店舗数が非常に多いので、なかなか1年やったくらいでは限界があるんですけれども、とにかくそれをやっているというPR効果なども期待しながら、ことしも継続して店舗数をふやしていくため、実際になさる、手を挙げられている店舗さんばかりでなくて、例えば、経済団体様に伺ったときのPRのときに、こういったことをやっておりますということ、さらにはやりませんかということをお勧めすること、温泉組合などにおいてセミナーなどをやるときに皆様に、またこうやって呼びかけをすることなども含めて進めているところでございます。 17: ◯跡部薫委員  ありがとうございます。単に手挙げ方式の店舗だけではなくて、裾野を広げる幅広い取り組みをされているということと理解をいたしました。  同時に、やはりさまざまな国の方が来られるということの対応というのは大変御苦労もあるんですが、昨年末、台湾から、ある障害者の団体が来られたときに、私もちょっとアテンドしたときに非常に助かったのが、地元の台湾から来ている留学生の団体が、通訳もやっていただいたのと同時に、さまざまなコミュニケーションのお助けをいただいたということがありました。特に、会話だけではなくて食べる、それから泊まる、あるいは移動する、そういうことも含めて、自分の国、あるいは自分の生活圏との違いをいろいろと解説していただいたということで、非常に感謝した経験があります。  特に、本市においては、留学生とかさまざまな団体あるわけですが、そこに対する単なるボランティアの募集、国連防災世界会議のボランティア募集が始まっていますが、それだけではなくて、さまざまな団体との交流とか、協力依頼とか、そういうものはどのようになっているのか、お伺いします。 18: ◯国際プロモーション課長  体系的にできているわけでは必ずしもないのですが、例えば、先ほどのメニューの例で申しますと、メニューをつくった上でいろいろな国の留学生の方に御協力いただきまして、モニター的にメニューですとか、あわせてつくりました指さし会話シートですとか、そういったものなどに対する評価、感想などをお聞かせいただくような場を設けたりいたしました。  その他、例えばヒアリングとして、東南アジアの幾つかの国の留学生の方などに対して、その国の方々が関心を持つスポットでありますとか、そういったことの聞き取りなどをしたりということなどをしているところでございます。 19: ◯嵯峨サダ子委員  多言語表記サイン必要性について、移動する際の課題ということで、一番多いのが鉄道の乗り方、路線等情報、バスの乗り方、路線等情報というのがございます。  実際、我々も他都市に行ったときに、それぞれバスの乗りおりも違うんですね。料金の払い方も違う。だからそういうときに、外国のお客様が、例えば、前扉から乗るのか後ろ扉から乗るのかとか、料金を先払いするのか後払いするのかとか、非常に戸惑うんじゃないのかなというふうに思うんですね。そういったときに、よりすぐわかりやすい表記なりなんなり、かなり工夫が要るんじゃないのかなというふうに思うんですけれども、その辺のところのお考えをまずお聞きしたいと思います。  それから、今、多言語メニューのことをお話しなさいましたが、たまたまけさのテレビを見ましたら、スカイツリーの地元の商店街のことが報道されていまして、ラーメン屋さんの店が出ていまして、外国からのお客様がたくさん見えられて店内に入って注文したときに、例えば、替え玉を注文するといったときに、外国人のお客様は替え玉というのはわからないですよね。そういったこともできますよとか、そういうのもちゃんと外国人のお客様に向けての御案内もするとか紹介されていました。  そのほかにも、多分、日本特有だと思うんですけれども、御飯のおかわり自由ですとかいろいろありますよね。そういったことも、外国人のお客様への非常にきめ細かな対応として必要じゃないのかなというふうに思いましたので、その辺のところをいかがお考えかというふうにお聞きしたいと思います。  それから、都市整備局のほうですけれども、ユニバーサル対応視覚障害者への対応も御検討されているということなんですけれども、実際、具体的にはどのような御対応を考えておられるのか。  以上の点について、お伺いしたいと思います。 20: ◯国際経済観光部参事観光交流課長  モニター調査、それから留学生アンケートでも、やはりバスの乗り方というのは非常にハードルが高いという御意見がございました。事前に乗り方、料金の支払い方ですとか、そういった基本的な利用方法というのをお知らせする必要があろうかと思いまして、それは、よく使うパンフレットの中にきちんと御説明を入れておくということと、それぞれのバス停でどこまで御紹介できるかというのは、これから交通局などとも意見交換をしたいところではございますが、例えば、バス停のところに表示をして、後ろから乗って前で料金を支払うという基本的な表示が、せめて英語とかでできるかとか、そういったことは検討をぜひ働きかけていきたいなと思っているところでございます。  また、日本人にはいろいろこういうサービスもありますよという、替え玉ですとか、御飯のおかわりですとか、そういったような説明外国人にはないよねという意見は、確かにモニター調査でもありました。自分たちへそういうことが説明されていないのではないかというところで、ちょっと不信感を持ったということではないんですが、日本人とサービスで差をつけられているというところで、余りよい感情を持たなかったですよという御意見もいただきました。  それについては、やはりあらかじめ店舗等でしたら、基本的なサービスというところで多言語表記をした案内、チラシ等を用意しておくといったようなところで対応できるかと思いますので、その辺もメニュー多言語化とあわせて、サービス情報多言語化というのも働きかけていく必要があろうかなと考えております。 21: ◯計画部参事都市景観課長  視覚障害者への対応でございますけれども、まず、弱視者の方のことも想定いたしまして、特に地図の表記、いろいろな色を使いますので、その場合につきましては、地の色と文字だったり、表記するもののコントラストをできるだけ確保するような形の対応をするのが一つと、読みやすい字体を設定することで、今回の基準のほうを考えてございます。  それと、全盲者の方につきましては、一つは触知案内板の設置も検討が考えられます。またあわせまして、先ほどもちょっとお話が出ましたけれども、状況によりましては、音声ガイドシステムも、場所によりまして、全部の箇所というわけではありませんけれども、その辺のところも検討する方向でということでの配慮を今回考えてございます。 22: ◯柳橋邦彦委員  こういうものをつくるときに、基本的な考え方としては、内容を余り盛り込まないということが大事だと思います。外国との比較をしてお話しするわけでもないんですけれども、外国で親切な案内表示板とか、そういうのは余り見たことないですね。ほとんどないと言っていいぐらいですね。あっても、建物の角っこに細い矢印状の板に、この角をそっちに行くとミュージアムがあるとかというようなことが書いてあるだけで、非常にシンプルです。ですから、余り多くのものをそこに盛り込み過ぎないことが、かえってシンプルなほうがわかりやすいんじゃないのかなという気がしますので、その辺をちょっと考え方の中に入れてはどうかというふうに思います。  それから、万国共通なものは万国共通で、色と数字というものを上手に使うことがやっぱり大事だと思います。地下鉄などは、この委員会で、私たびたび申し上げているんですけれども、地下鉄の駅には全て番号をつけなさいと。そうすることが乗るほうの外国の方々は一番わかりいいと。そういったものを多用して、シンプルにわかりやすく御案内ができるということをコンセプトに、看板類は考えたらいいのではないかということが一つあります。  それと、最初、大槻委員のお話にもありましたけれども、この写真の中にも出てくるので、いわゆる我々がトイレと言っているやつがWCになっていますよね。これは、本当にWCでいいのかということで、大体はTOILETですよ。外国の空港とか鉄道の駅とか、あと女性と男性のマーク。WCというのは、本当にWCでいいのかなと。一回調べてみたほうがいいと思いますね。TOILETとかREST ROOMとか、WASH HANDROOMとか。WATER CLOSETというのは余り使わないんじゃないかと思うんですね。ちょっと、それを一回調べてみたらどうですかね。  そのように用法を間違えていたり、外国人の習慣と合わない文字を使っていて、私が説明を求められたのは、JRというのは何だというんですよ。これJapan Railwayなんだけれども、Japan Railwayって何だと。ここは日本で、鉄道だから、JRって書く必要ないんです。仙台でJR以外の鉄路、どこか持っている会社あるんですかと言ったら、その昔はあったかもしれないけれども、今はどこもJRですよね。だからJRなんていうのは書くことないのかなと思ったりもするのね。失礼ながら。  そのようにシンプルにわかりやすく、カラーとか数字を多用して御案内できる工夫はどうなのかと。見る側から見てつくるものですから、デザイナーが自己満足で格好いいと思っても仕方ないのであって、見る側から見てわかりやすく、簡単にということをコンセプトにしてつくるんだということを、共通の認識にしたらいかがでしょうかね。きょうの資料を見て感じた次第です。 23: ◯大槻正俊委員  きょうのことを受けて、ちょっと提言的に話をしたいのですが、関連するものがあったらばお答えなりいただきたいとも思います。  まず一つなんですけれども、飲食店の話ですけれども、最近はほとんど写真でというのが結構ふえてきました。私は指さしまでいかなくても、小さなお店でも写真さえあれば、これだというふうになる。言語までなくてもわかるので、写真というのは、仙台で徹底してもっと取り組んでほしいなというふうに思います。  あとは、前に福岡に視察に行かせてもらって、そのとき、例えばですけれども、黒田家のお墓、2カ所に分かれているんですけれども、両方行ってみたんですけれども、私の見た感じでは日本語だけなのですよ。もう少し、せめて英語ぐらいは説明があってもいいのではないかなと。視聴率はちょっと低いようですけれども、大河ドラマであれだけ売り出しているわけですから、そういうことというのはもっと徹底したほうがいいなと。  振り返って、この仙台で当てはめた場合、大年寺山公園が本当にきれいに整備をされました。されたんですけれども、ある程度の予備知識がある人は、大年寺山公園の意味なり意義なり、どういう場所だというのはわかるんですけれども、今は看板も何もないので、日本人が行ってもわかりません。解説板も当然必要です。これは、ぜひ早くつくってほしいなというふうに思います。そうしないと、せっかくの公園が全然生きてきません。解説板があってこそ、瑞鳳殿の三代のお墓以外にも、伊達家のお墓というのは大年寺山にあるんだということがちゃんとわかります。それに付随して、当然、解説板も多言語でやるというふうにしてほしい。これは、ぜひやってほしいというふうに思います。  あと、真田幸村の話をちょっとしたいのですが、私、2010年、大震災の前の12月の議会で、観光についてまとめて質問をしました。そのときに提言したのは、真田幸村について、もっと仙台でも取り上げたほうがいいということで、今度、武将隊も含めて取り組んでおられて、提言が生きてきたなというふうに思いました。  それで言いたいことは、これは仙台だけが一人で元気になればいいということでない。機会を捉えて、私も蔵王町のほうには提言をずっとしてきました。最近、案内はふえてきたんですけれども、これまた日本語だけなんですね。だから逆に、広域観光連携で、仙台市から蔵王町のほうにも、それらを提案してあげてほしいなというふうに思います。私個人としても提言はしていきたいと思うんですけれども、ぜひ、せっかくの広域観光ということで、蔵王町と仙台で地域資源を生かした取り組みができます。特に、再来年の大河ドラマは真田幸村ですから、なおさら今からこれはやってほしいなというふうに思います。ということをぜひお取り組みをいただければなというふうに思います。 24: ◯国際経済観光部参事観光交流課長  大年寺公園初め、伊達家ゆかりの資源を生かした仙台観光の新たな魅力づけというのを取り組んでいるところですので、改めて、埋もれたといいますか、十分に情報発信できていないところについては、多言語での情報発信も含めて、きちんと検証していきたいと思っております。  また、真田幸村の関係では、今回、本当に伊達武将隊の中にも一員として加わっていただいたこともありますし、ますます我々の観光にも役立てていきたいと思っているところです。関連自治体とも連携して、一緒にやっていったほうが相乗効果が上げられると思いますので、機会を捉えて、そういうお話を蔵王町にもさせていただきたいと思います。 25: ◯大槻正俊委員  今の真田幸村の話で言えば、日本で唯一、真田幸村の血筋が残っているのが、仙台藩が保護したがゆえに残っているわけですから、その辺のところはぜひもっと、これから大河ドラマが始まることも含めてやってほしいなと要望しておきます。
    26: ◯渡辺敬信委員  私からは1点だけなんですけれども、多言語表記サイン必要性ということで、いろいろ観光施設とか文化施設のところについては、音声ガイドなんかも設置しているというところなんですけれども、例えばQRコードなんかをうまく活用した上で、QRコードというのは全世界共通だと思いますので、QRコードをそこでかざしたときに、例えば多言語説明表記がぽっとスマホとかに出てくるとか、そういったものを活用することによって、先ほど柳橋委員がおっしゃっていましたけれども、シンプル化が図られるのではないのかなと、そのように思いますので、その点についてどのようにお考えか、お聞きいたします。 27: ◯国際経済観光部参事観光交流課長  そういったパンフレットですとか、サインだけではなくて、今のそういうIT技術を駆使して、スマートフォン利用というのが、今後もふえてくると思いますので、そういったものを活用して、それこそ、その場ですぐに必要な情報がとれるというような状況にするというのが、一番使われる方も便利かなと思いますので、その辺の取り組みは、私どものほうとしても研究していきたいと思っております。 28: ◯委員長  他にございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 29: ◯委員長  他になければ、次に移りたいと思います。  次に、他都市視察についてであります。  まず、日程についてですが、副委員長とも相談の上、7月29日火曜日から30日水曜日の、1泊2日で実施いたしたいと考えております。  視察先につきましては、これまでの本委員会での議論の中心になっております、サイン整備を含む外国人観光客の受け入れ体制の整備について、関連施策の先進的な取り組みを視察したいと考えております。  視察の候補地といたしましては、現在、横浜市を含む関東方面を考えておりますが、その詳細につきましては、正副委員長に御一任いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 30: ◯委員長  それでは、そのようなことで進めさせていただき、議長に対して議員派遣の申し出を行いたいと思います。  また、視察への当局の同行についてでありますが、他都市の事業、施策などを一緒に視察することは、今後の委員会の運営におきましても大変意義があることと思いますので、ぜひ同行していただきたいと考えておりますが、いかがでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 31: ◯委員長  御当局もよろしいでしょうか。それでは、そのようなことで進めたいと思います。  なお、同行者の人選につきましては、正副委員長に御一任いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 32: ◯委員長  それでは、そのようにさせていただきます。  なお、視察の詳細につきましては、次回の委員会までに委員の皆様にお知らせしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、次回の委員会についてですが、当初の年間開催計画に基づきまして、7月22日火曜日、午後1時から開催いたしたいと考えております。  なお、次回の委員会は、他都市視察の直前となりますので、視察先での調査項目に関連した題目で、有識者からの意見聴取を行いたいと思いますが、いかがでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 33: ◯委員長  それでは、そのようにさせていただきます。  以上で予定しておりました日程を終了いたしますが、そのほか皆様から何か御発言等がございましたらお願いいたします。               〔「なし」と呼ぶ者声あり〕 34: ◯委員長  なければ、以上で地域経済活性化調査特別委員会を閉会いたします。...